意識と悩み0~2歳

バタフライ式ズリバイ(尺取虫ズリバイ)をハイハイに変えよう

わが子は変わったズリバイをしていました。バタフライ式ズリバイです。両手で同時に体を引き寄せる方法です。尺取虫のようなズリバイとも言えます。

普通のズリバイは、片手ずつを動かすもので、匍匐前進(ほふくぜんしん)式です。このようなズリバイならば、手足を交互に動かすので、腰を上げればそのままハイハイになります。

お子さんがわが子のようなバタフライ式ズリバイをされている場合、普通のズリバイとは違うため、「わが子の体はおかしいのではないか」とか、「運動神経が悪いのではないか」などと考えることがあるかもしれません。しかし多くの場合は、問題ありません。

体や神経にも問題なく運動能力にも問題ない普通の子供が、一般的な匍匐前進式ズリバイではなくバタフライ式ズリバイをするようになってしまう理由もあります。わが子はバタフライズリバイをしましたが、とても元気な子に育ちました。

バタフライズリバイをする子は運動神経が良くないのではないかと思われているパパママは、わが子の動画を見ていただければ、そんな不安も吹き飛んでしまいますよ。

なぜバタフライ式ズリバイをする?

わが子がバタフライ式ズリバイをするようになって、最初に思ったのは「普通の子ができることができないのだから、障害を持っているのではないか? 運動神経が悪いのではないか?」ということでした。しかし育てていくうちに、ごく普通に成長していくわが子を見て、障害もないですし、運動神経も悪くないと確信しています。

それならばなぜわが子は、バタフライ式ズリバイをするようになったのでしょうか? その理由を私なりに考えましたので、紹介します。  

まず下の動画を見てください。うつぶせになった状態で、両手で顔を上げようとしています。

この時わが子は、どうすれば移動できるのか模索していたと考えます。

たまたま体を起こすことが大好きな子供が移動方法を考えた場合、このように両手を同時に動かすようになります。それがそのままズリバイにつながってしまうと、「バタフライズリバイ」をするようになると考えます。おそらくバタフライ式ズリバイをしているお子さんの多くは、わが子と同様の理由ではないでしょうか?

つまり運動神経が悪いとか、知能の発達が遅れて正しい体の使い方がわからないなどのことはなく、うつぶせになった時から、体を起こすのが好きな子供はバタフライズリバイになってしまうのです

後から考えれば、この時に片手ずつ動かして移動するよう訓練させればよかったのでしょうね。

バタフライ式ズリバイについて

普通の匍匐前進型ズリバイでは、腰を上げてズリバイすればハイハイになります。ハイハイするには片手ずつ前に出すことが必要で、その練習を普通の匍匐前進型ズリバイで学んでいきます。

しかしバタフライ式ズリバイでは両手を同時に動かすスタイルため、片手ずつを動かす訓練になっていません。そのためハイハイにつながることがないのです。

ハイハイには運動能力の基礎を作るなど、たくさんの効果があると言われています。わが子にはどうしてもハイハイをさせたかったので、片手ずつ動かすことを教える必要がありました

バタフライ式ズリバイは、両手両足を同時に動かします。移動するのにとても疲れる方法で、わが子も少し動くとすぐに息が切れていました。私もやってみましたがとても大変で、5~6回動くと、ギブアップしてしまいます。とても疲れる移動方法なのです。

わが子は移動が大好きなので、動き出すと5m以上の距離を休まずズリバイで移動しました。普通のズリバイならともかく、バタフライズリバイで5m移動するのはかなり大変なことでしょう。

大変な移動方法のため、体を鍛えるには効果的です。筋力を鍛えるためにも、心肺能力を鍛えるためにも、この非効率的なバタフライ式ズリバイは、やらせる価値のあるものではあります。乳児期に息が切れるほどの運動を繰り返し行うことは、心肺機能の形成上、とてもありがたいことだと思っていました。

私はマラソンが趣味でした。子供も走るのが速くなってほしいという希望があります。このバタフライ式ズリバイを繰り返していると、とても強い心肺の基礎がつくられるのではないかと、期待したところもありました。

また、バタフライ式ズリバイは、動いている姿がとてもキュートでかわいいです。

とはいえこのズリバイは教えてできたものではなく、わが子が勝手に編み出したものです。

体を鍛えるにはとてもいいことなのかもしれませんが、ハイハイしてくれないのでは、ハイハイで受ける恩恵がなくなってしまうことが心配でした。

ハイハイをする効果

赤ちゃんがハイハイをする効果をインターネットで調べてみると、以下のようなものがありました。

  • 速く手足を動かすことで、体幹が鍛えられる
  • 転倒時の対処ができるようになる
  •  痩せる
  • 運動神経が良くなる
  • よく食べてよく成長する
  • 心肺能力が上がる
  • 脳が活性化され成長が早まる
  • 器用になる
  • 健康になる

このようにハイハイにはとてもたくさんの効果があると考えられています。

ハイハイの効果について私が考えたことを、高速ハイハイで赤ちゃんの運動神経が大きく向上! 重要性と効果を紹介という記事にまとめました。是非ご覧ください。

高速ハイハイで赤ちゃんの運動神経が大きく向上! 重要性と効果を紹介

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わが子にハイハイさせよう

わが子がバタフライ式ズリバイを編み出して一ヶ月弱、私たち夫婦の力で、わが子をハイハイできるようにしたいと思いました。

しかし両手を同時に動かして移動することに慣れてしまったわが子は、片手ずつ動かす一般的なズリバイやハイハイが、どれほど楽で速いのか知りません。それを私たち夫婦が教えてあげなければなりません。

0歳の赤ちゃんは、人の動きを見て自分の間違いを正す能力はほとんどありません。いくら私たちが期待を込めてハイハイをしている姿を見せても、わが子にはそれを真似てくれることはありませんでした。

わが子にはバタフライ式ズリバイでの移動がすべてであり、その移動方法が間違っていると気付くことがないのです。

成長の過程で、移動形態も少しずつ進歩していくものなのですが、途中で間違った方法に慣れてしまうと、次の成長に行きつくことが難しくなります。わが子のズリバイは、次のステップとなるハイハイに繋がって行かないのです。

バタフライ式ズリバイをハイハイに

わが子には何が何でもハイハイをできるようにしてあげたかったです。

ズリバイのままでも構わないと思う親御さんも多いでしょうが、体の基本的な使い方を覚えるには、ハイハイはとても大切だと思ったからです。

しかしハイハイさせるまでには、とても大変でした。

ネットに情報がない

インターネット上には特殊なバタフライ式ズリバイをハイハイに変えたという情報を見つけることができませんでした。ズリバイをハイハイに変える方法はたくさん紹介されていますが、一般的なズリバイについてだけでした。

そうなるとネットの情報に頼らず、自分で考えるしかありません。

私が考えた練習方法

私は最初に、手だけでも交互に前に出すことを覚えてもらうことにしました。

子供の腰にタオルを掛けて、上から腰を持ち上げます。わが子が前に進みたいと思うと、腰が持ち上げられているので足が宙に浮きます。足が使えない状態になるので、手を交互に出さないと前に進みません。

私がタオルで下半身を持ち上げると、妻がわが子を呼びます。

今まではズリバイで移動できるのに、下半身を持ち上げられたことで今までの動きでは移動できなくなりました。そのためわが子は最初、泣きじゃくりました。子供にしたら、お母さんの所に行きたいのに、私が邪魔しているという感覚なのでしょう。

泣きじゃくるのはかわいそうでしたが、今後のために心を鬼にして、練習を繰り返しました。

しばらくすると、手が交互に出るようになりました。さらに足だけ持ち上げて手に荷重をかけるため、タオルで持ち上げるのを止めて、骨盤を両手でつかんで持ち上げることにしました。この方法だとわが子の手には上半身の体重を残したまま、確実に足だけ宙に浮かせることができます。

ただし子供が動くたびに中腰で私も移動する必要があります。足腰にかなり負担がかかって辛いですが、わが子のために我慢して頑張りました。そして 練習を始めて一週間で、わが子もハイハイができるようになりました。

しかし問題がありました。床がフローリングですからハイハイすると、膝が痛いのです。ただでさえ慣れていないためぎこちない初心者のハイハイですから、やりにくいことと 膝が痛いことが理由で、ハイハイからバタフライズリバイに戻ってしまったのです。

わが子は広い範囲を移動したがりました。用意した2m四方のクッション性のあるシートでは足りず、フローリングの上も平気で動き回るのです。

そこで毛布を敷き詰め、その上に ジュータンを敷くことで、ハイハイしても膝に負担がかからないようにしました。その結果、ズリバイからハイハイに完全に移行してくれました。

※その後ジュータンからジョイントマットに変えています。

ジョイントマットは何がおすすめ? わが家で選んだ最高のジョイントマット

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バタフライズリバイもハイハイも、ジョイントマットがあると膝にやさしく、赤ちゃんも楽しく動き回ってくれます。 

私が徹底的に調べて自信を持っておすすめするのがタンスのゲンのジョイントマットです。赤ちゃんの安全のために、ぜひ使用することをおすすめします。

ズリバイをハイハイに変えて

その後、インターネットで情報を集めていると、私の子供と同様のズリバイを、ハイハイに変えたという方のブログ記事をようやく発見しました。やっていることは私とほぼ同じことでした。

その方が書いていたのは、「もし自分の子供をハイハイするように親が工夫して練習させなかったら、ハイハイすることなく歩くことになっていただろう」とのことです。これは私も完全に同意します。

私たち夫婦が、工夫してハイハイできるようにしてあげなかったら、わが子はハイハイを知らずに成長したはずなのです。バタフライ式ズリバイをする赤ちゃんは、自然にハイハイに移行してくれない可能性がとても高いのです。

ハイハイは運動神経を高める?

ハイハイを会得したわが子ですが、とても楽しそうにハイハイするようになりました。

ハイハイすると運動神経が上がるという意見もありますが、根拠はありません。でも私は、「絶対にわが子は ハイハイさせたことで運動神経を大きく上げた」と思っています。

もともとズリバイが普通の子と違う時点で、普通の子ができることができない子なのではないかと思っていました。つまり持って生まれた運動神経は、あまりよくないのではないかということです。

しかしわが子は 超高速ではハイハイできるようになりました。この動きができるようになったのですから、大元の運動神経がレベルアップしてくれたんじゃないかと思っています。

わが子の高速ハイハイをyoutubeに上げています。ぜひご覧ください。

ハイハイをさせること

先ほども書きましたが、わが子は変形ズリバイをするようになったことで、親が頑張らなかったらハイハイは絶対にしなかったでしょう。しかし最終的には親の努力が実り、高速ハイハイをするようになってくれたのです。

これを読んだ方に伝えたいのは、 ハイハイさせるための環境を与えることと、ハイハイ練習をさせることは、ぜひ行って欲しい ということです。ハイハイが楽しくなれば、ハイハイを極める気持ちが芽生えるかもしれません。

わが子のように高速ハイハイするようになると、「この子はすごい!」と感じられてとても楽しいですよ。

しかしハイハイをさせたくても、なかなかしてくれない子供もいます。それは以下の理由です。

  1. うつ伏せが嫌い
  2. 移動に意欲を持たない
  3. ズリバイで満足してしまう
  4. 変形ズリバイのためハイハイに自然に移行できない
  5. ハイハイをするスペースがないのでハイハイする気にならない
  6. つかまり立ちさせたことで立ってばかりでハイハイをしない

これらの問題でハイハイをしない場合、できる限りその問題に対して真剣に向き合い、最大限の努力をしてみませんか。もしハイハイさせたら、子供の運動神経に若干なりとも違いが出てくるかもしれないのです。

上記に挙げた問題の中で、うつ伏せが嫌いなことはありませんでしたが、わが子はそれ以外のすべての項目に当てはまっていました。もし親が私たちでなければ、ハイハイせずに終わっていた可能性がとても高いのです。

それは絶対にもったいないことです。わが子はハイハイが大好きで、連続で100m以上もハイハイすることがありました。下の動画は、3分間に60m以上の距離をハイハイしたものです。

ハイハイしてくれることは、それだけで能力が上がると思っていますから、私たち夫婦はとても楽しかったです。

まとめ

私は普通の成長を望みます。成長過程で行う行動は、すべて飛ばすことなく行ってくれて、そして早すぎない成長を望んでいるのです

育て方に人それぞれのやり方がありますが、もし成長が普通とは違う方向に進んでしまったと判断した場合は、私たち親が是正するよう最大限の努力をして、子供が正く成長できるようフォローするといいのではないでしょうか。

 

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